路地裏のほたる食堂 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社 (2016年11月17日発売)
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本棚登録 : 654
感想 : 77
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『真夜中のパン屋さん』シリーズを愛読してたので新シリーズもわくわく読みました。引き続き山中ヒコさんが表紙担当なのも大変うれしい!

結衣がなかなかエキセントリックで漫画チックなキャラクターなのだけど、炊飯器王子こと鈴井遥太はそれ以上。が、そこは私も女なので、主人公・亘の言葉を借りるとトンチキもミステリーに感じてしまい「好き♡♡♡」という好印象に…。女なので仕方ない…。
屋台のご飯が適度な描写でどれも美味しそうで、食べたくなる…というより料理したくなる!ありがたい!

パンドラの箱の、最後に残るのは希望だということを提示してくれる一冊。素直によかったよかったと安堵と共に読了することができて満足。
「誰かの幸せな記憶の中にいられるって、多分けっこう幸せなことなんだぜ?」という神の台詞が印象深い。

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カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月19日
本棚登録日 : 2017年2月19日

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