FREEDOM フットマークデイズ 1 (1) (ガガガ文庫 ふ 2-1)

著者 :
  • 小学館 (2007年5月24日発売)
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本棚登録 : 108
感想 : 15
3

印象的なあの日進カップヌードルのCMであり、DVDアニメとなった「FREEDOM」のノベライズ。
著者はタマフルやド腐れ文具野郎で(個人的に)おなじみの古川耕さん。

読むにあったっては原作であるDVDは見てない。
あのCMのことは割りと覚えていたぐらい。

若者が「今の時代って良いの?大人は良いとは言うけど既製品だらけだったり、管理された世界は自分たちの自由を縛り付けているんじゃないか?」ということに悩むさまを描いてる。自由ってなんだ?あと恋愛。
著者である古川耕のファンなのでHIPHOP的なものを出してきたり、リア充は死ね!といった感じはたまらない。
「ほとんどビョーキ」といったワードが出てくるあたりも。

後半が駆け足気味なのが気になった。

個人的には古川耕っぽさが出てる小説だと思う。
ライトノベルで非常に読みやすいし、SFにありがちな読みにくさも殆ど無い。SFというより青春モノ。
古川耕ファンは読むべし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年3月3日
読了日 : 2012年3月3日
本棚登録日 : 2012年2月28日

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