印象的なあの日進カップヌードルのCMであり、DVDアニメとなった「FREEDOM」のノベライズ。
著者はタマフルやド腐れ文具野郎で(個人的に)おなじみの古川耕さん。
読むにあったっては原作であるDVDは見てない。
あのCMのことは割りと覚えていたぐらい。
若者が「今の時代って良いの?大人は良いとは言うけど既製品だらけだったり、管理された世界は自分たちの自由を縛り付けているんじゃないか?」ということに悩むさまを描いてる。自由ってなんだ?あと恋愛。
著者である古川耕のファンなのでHIPHOP的なものを出してきたり、リア充は死ね!といった感じはたまらない。
「ほとんどビョーキ」といったワードが出てくるあたりも。
後半が駆け足気味なのが気になった。
個人的には古川耕っぽさが出てる小説だと思う。
ライトノベルで非常に読みやすいし、SFにありがちな読みにくさも殆ど無い。SFというより青春モノ。
古川耕ファンは読むべし。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年3月3日
- 読了日 : 2012年3月3日
- 本棚登録日 : 2012年2月28日
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