お知り合いのヒーラーさんから ご紹介いただいた本です。
一巻、二巻、共に、眉唾であるように感じられる内容も見られましたが、
ある面では、とても興味深い記述もありました。
幾何学の話は、そのものだけでも面白いですが、
チャクラを、幾何学の星形二重正四面体と、音階から説明してくださった話は、とても興味をひかれました。
なぜ、第4チャクラ(愛のチャクラ)から上が開かないまま、生きている人々が多いのか・・私は、ずっと不思議だったので、
メルキゼデク氏の言われるように、もし、本当に【半歩の壁】(方向転換の部分)があるならば、
すごく納得できる・・と思いました。
ただ、氏は、『人が産まれてから成育期の間は、皆、第1チャクラから第3チャクラだけを使って、生きる(世界を認識している)』
と書いているのですが、そこは疑問を感じます。
なぜなら、世の中には、
幼少の時期に、霊や、神様、妖精などの姿を見ている人が、多いからです。
それらは、第6チャクラ以上が開いてないと、見えません。
(大人になるにつれ、だんだん見えなくなる(閉じる)方もおられますが、見え続ける方もおられます。
また、幼い頃は見えなかったのに、大人になってから開いて、見えるようになる方もおられます。)
そのあたりは、どのように説明されるのかなぁ…と、
氏に、質問してみたくなりました。
しかし、その他の話は、私にとって目から鱗が落ちるような発見も多かったです。(特に この2巻は、内容が充実していました。)
ハイアーセルフと、ロウアーセルフの記述も、面白かったです。
ハイアーセルフは、この宇宙すべてなるもの。すべてなるものの中の、様々な高い意識レベル。
この考え方は、自分と同じでした。
が・・
私たちの二元性の意識を、ミドルセルフと考え、
ロウアーセルフは、母なる地球自身(地球上すべての生命、私たちの無意識領域) ととらえる考え方に、
驚き、温かい気持ちになりました。
(私は、今まで、ロウアーセルフとミドルセルフを一緒にして考えており、 なんとなく・・よくないイメージがあったのです。)
ロウアーセルフ(母なる地球)に しっかりつながってからでないと、
ハイアーセルフ(宇宙であり、高次元の意識)とのつながりは、保ちづらいそうです。
やはり、現実を味わうために 地球に 肉体を得た私たち。
しっかりこの世界を生きてから、 やっと 高次の意識の必要性が出てくるのですね。
それと、
堕天使といわれるルシファーの実験の話も、大変興味深く、私は納得できました。
ルシファーの実験の中で、私たちは生きている
が、
ルシファーの実験すら、神(すべてなるもの)の、手のひらの上である。
悪魔を怖がる必要は、ないんだなぁ・・ という気持ちになりました。
二元性の世界の中で、愛を見つける 私たちの実験ですね。(←この部分は、私の見解です。)
最後に、
星形二重正四面体を基礎とする マカバ瞑想(P182~P200)は、
一呼吸ごとに詳細な指示があり、覚えないと きちんとできそうにないですが、
(または、瞑想方法を音読し録音して、それを聴きながらする・・などしないと、読みながら実践するのは難しいかと思われます。)
途中まで 試しにしてみただけで、自分のエネルギーベースがぐん と上がり、
すごく状態がきれいになり・・驚きました。
マカバを正しく回すだけでも、大変ですけど・・(上下別々の動きをするので)
慣れると、すごく効果のある瞑想法かと思います。
友人に教えたいなと思いました。
ボリュームたっぷりの 一冊でした。
- 感想投稿日 : 2014年12月9日
- 読了日 : 2014年11月24日
- 本棚登録日 : 2014年5月18日
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