「学歴エリート」は暴走する 「東大話法」が蝕む日本人の魂 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社 (2013年6月21日発売)
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感想 : 13
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「靖国の母」の思考回路が初めて理解できました。

しかし、それが今も脈々と受け継がれているという事実にはビックリ。
と同時に納得しました。

子育てをしていく中で、彼らの「人格」と彼らの「大きくなったときの社会との折り合い」を秤にかけて、つい「大人になったら困るから」という思考が頭を出すのも、DNAに「靖国の母」の思考が組み込まれているのですね。

「靖国の母」に育てられ、その世界を生きるしかなかった、でも、魂の声を無視できなかった安冨先生のお話は本当に心に響きました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年8月10日
読了日 : 2013年8月10日
本棚登録日 : 2013年6月21日

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