「80ヤード独走」と「愁いを含んで、ほのかに甘く」を知れてほんとうによかった。Aくんが絶対に好きにちがいない。こんど必ず読んでもらう。訳者もいいのだろうけど、かなり訳しやすい文体の作家な気がしている。言語間のニュアンスの差異みたいなのをあまり被らないというか、ストーリーが描かれているからという気がした。ストーリーはそういう意味でつよい。
ニューヨークを舞台にした都会的小説という帯に惹かれて買ってみたが、読んでいるうちに東京の景色だったらまた感慨深くなるのだろうと思った。この作品が書かれた80年代の東京というよりは、2000年代から今にかけての東京に近い雰囲気。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月26日
- 読了日 : 2022年3月26日
- 本棚登録日 : 2022年3月26日
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