望郷の聖双生児―グイン・サーガ(7) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房 (1981年7月1日発売)
3.57
  • (18)
  • (21)
  • (55)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 321
感想 : 18
4

アルゴスの黒太子、マリウスなど、後々の主要人物が出揃った感がある。ただ、ヴァレリウスやマリウス、リギアなどはまだキャラが確立していない印象もある。後の彼らの個性が強すぎるのだが(汗)。アストリアス誘拐にマリウスが一枚噛んでいたのはすっかり忘れていた(笑)。
グインたちはようやくノスフェラスから逃れて人里に入るのだが、海に出た途端また波乱が発生する。ここで一瞬「ランドック」と書かれた光の船が現れるのだが……。この正体って、100巻まで読んだ中では結局明らかにされてなかったような気がする……。というか、ここで「ランドック」に繋がるモノが唐突に出てきたことすら忘れていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年6月9日
読了日 : 2013年6月9日
本棚登録日 : 2013年6月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする