「朗読者」の作者が描く、帰郷者へ思いを馳せる青年の心の物語。読み応え十分の一冊。私は読むのに一月以上掛けてしまった(もちろん他の本と並行してではあったけれど)
全編を通じてオデュッセウスの物語とリンクさせようと試みられている為、あらすじくらいは知っておいた上で読むと一層楽しめるかもしれない。
訳は簡素であり大胆であり、そして美しい。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2009年7月14日
- 本棚登録日 : 2009年7月14日
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