箱根本箱読み漁りシリーズ第二弾。
本書は「まちづくり」に関わる63の仕事・職業について、その仕事に携わる人が解説している。
一口に「まちづくり」といっても、多くの人が想像するデベロッパーやゼネコン以外にも、本当に様々な職業が絡んでいたりする。
それは、まちづくりのルールを制定する役所や国交省だったり、ソフト面での賑わい創出を仕掛けるNPO法人だったり、はたまた全く新しいビジネスモデルを構築する不動産ベンチャーだったり…。
「まちづくり」がしたい!と漠然に思いながらとりあえずデベロッパー・ゼネコンを志望している就活性諸君にぜひご一読いただきたい一冊。まちづくりも千差万別なのです。
一方でこの63の仕事には共通点があって、それは「人と人との関わりをデザインすること」。まちづくりは場づくり。ハコを作って終わりでは決してないし、とりあえずコミュニティ作るだけでは広がりは無い。
都市・地域とコミュニティが有機的に絡み合ってまちは作られると思っていて、まちづくりはそれを何らかの切り口でデザインしていくものなのです。
なーんて読んで思ったデベロッパーなのでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月23日
- 読了日 : 2020年7月23日
- 本棚登録日 : 2020年7月23日
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