犬のフクマルがだれかに呼ばれてこの世に生まれてきたところから始まり、全身で生きることを楽しむ様子が描かれている。
「生」を全面的に無条件で肯定する幸福な絵本。この無邪気な生への肯定感を幼いときに育まれていることは大切なのではないか。
他愛ないのに、読み進めていくうちに胸が詰まる。
工藤直子さんの文もすばらしいが、保手浜孝さんの画面いっぱいに広がる生き生きとした絵がまたすばらしい。
H.22埼玉夏休みすいせん図書1・2年生むき。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2010年7月9日
- 読了日 : 2010年7月9日
- 本棚登録日 : 2010年7月9日
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