ニューヨークの魔法のさんぽ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年12月6日発売)
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本棚登録 : 372
感想 : 28
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悲喜こもごも、様々な人種の人々が様々な想いで暮らしているニューヨーク。
人びとの交流が心を温める。
彼女が書いたニューヨークは、素敵な街だった。
気持ちがとても癒された。

特に感動的だったエピソードは、杉原千畝氏にまつわる話。多くのユダヤ人を救った日本のシンドラーと言われる人だ。
彼によって救われたユダヤ人の子孫に会った時の話。
多くのユダヤ人に未だ感謝され続けていることに驚くと共に、杉原氏の偉大な功績を改めて感じた。

本書は、「ニューヨークの魔法」シリーズの第四弾。
他も読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・紀行・旅
感想投稿日 : 2015年6月22日
読了日 : 2015年6月21日
本棚登録日 : 2015年6月22日

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