2014.10―読了
曰く「抗がん剤は効かない、命を縮める」
曰く「早期発見は無意味、がん検診は拒否すべし」
曰く「手術もまた殆ど役に立たない、しなくてもよい手術が圧倒的に多い」などなど、
知らず知らずの内に受け手=一般人の医療常識となっていることを悉く覆していく。
'88年の雑誌「文藝春秋」6月号
「乳ガンは切らずに治る」から始まった折々の連載が
本書タイトルにまとまり出版となったのが96年
文庫になったのが4年後の'00年。
これまでによほど多くの読者が読んできたろうと思われるが、
もっともっと拡がるべし。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
評論-4/心理.精神分析.医療福祉系
- 感想投稿日 : 2014年10月15日
- 読了日 : 2014年10月13日
- 本棚登録日 : 2014年10月10日
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