開始3行目から、“AKB48の起源はビートルズにあるといえる…”なんて書いてあって、激しく購入したのを後悔しそうになったが、あまり他の書籍では語られていない、ビートルズのユダヤネットワークの話が解説されているという意味では読んでみても良いかも。でも余計なマックとスタバの話ばかりで、必要な情報が抜けているんだよね。例えば、あのエド・サリバンはユダヤ人だし、ビートルズの映画を配給したユナイテッド・アーティスツもユダヤ系資本の会社だ、とか。そうすれば、ビートルズのアメリカ成功の影のユダヤ・ネットワークが何となくみえてくるのに。このビートルズのユダヤ・ネットワークの話はこの人の独自論じゃないんだけど、そこまで語られてないから、他の方のレビューみたいに、ユダヤの話を持ってくるのはムリヤリだ、って解釈になってしまう。ビジネス本としては微妙だし、ビートルズの音楽的解釈も私からみると間違っているように感じる(ジョージの評価など)所があって、お世辞にも高い評価はつけられない。
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- 感想投稿日 : 2012年7月25日
- 読了日 : 2012年7月24日
- 本棚登録日 : 2012年6月18日
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