将軍と側近 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2014年12月17日発売)
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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徳川吉宗に仕えた室鳩巣の目を通して、周辺の幕府官僚の様子を描いている。

室鳩巣が弟子との私信を、弟子がのちのちに「兼山秘策」に纏めており、その私信を読み解くことで人間模様が浮かび上がってきます。

間部詮勝や新井白石の苦悩振りや、老中たちのピンキリ振りも分かりやすい現代語訳で、とても読み易い。

現代でも十分に通じることも多く、面白い一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2014年12月30日
読了日 : 2014年12月30日
本棚登録日 : 2014年12月30日

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