電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年4月15日発売)
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感想 : 422
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みなさんは読書が好きですか?本は好きですか?
多分、本はあまり読まないけど、ケータイ小説は読んだよっていう人もいるかもしれません。
それでも立派な読書だと思います。そしてそうした読書の仕方の人が増えてきていると思います。
そんな中、アマゾンやアップル社は電子書籍というものを始めています。
しかし日本ではまだこの電子書籍は認知度が低く、まだ知らないという人もいるでしょう。

電子書籍は日本で流行るのか?
そんな疑問がありますが、確かに認知度が低いですし、「電子書籍?」という人もいます。
しかし、i padはみなさん知っていますよね?この出現により、日本でも電子書籍の認知度はグンと
上がるでしょう。
ほかにもキンドルといったアマゾンの商品で電子書籍に特化したプラットフォームがあります。
これは日本での対応がまだ整っていないので、知っている人は少ないかと思います。

このi padやキンドルのようなプラットフォームが日本で流行りだしたらどうなるのでしょうか?
それは読者にとっては好都合でしょうが、出版社にとっては辛いことです。

ここで紹介したいのが、「電子書籍の衝撃」という本です。
この本では、これからの出版業界やその他関わる関連業界のことについて書いてあります。
電子書籍よって生まれた新しい本の生態系や出版の流通のジレンマ、そしてこれからの
出版業界のことがあります。

私はこの本を読んで、出版業界のことや、その裏側を少しでも垣間見れたと思います。
それはこれから出版社に勤めたいと思う学生や、小説家になりたいと思う人たちにとって、
未来の書籍、出版について知れる、予測できるとても良い本だと思います。
業界の人や、本をこよなく愛す愛読家、もしくは作家にとっては、若干著者のあてつけや
こじつけに感じてしまう部分があるかもしれませんが、業界のことを知らない私にとって、
うなずける部分が多く、飽きることなく読むことができました。
是非読んでみてください。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2011年10月6日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年10月6日

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