英国策論 遠い崖3 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-3)

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  • 朝日新聞社 (2007年11月7日発売)
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パークス着任と直後の神戸遠征を経て幕府の正統性について実態とのかい離が認識されるなか、サトウが匿名で本題の英国策論を出稿。天皇主権で将軍家、有力大名からなる合議制を説くものだ。その後はパークスが薩摩、宇和島を訪問し大名との接点を築き始めるなか、第二次長州征伐が始まった。この時期の英国の内政不干渉の姿勢は一貫していることがわかる。本巻のサトウの出番は英国策論だけでパークスばかりだ。

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感想投稿日 : 2017年10月13日
本棚登録日 : 2017年10月13日

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