パークス着任と直後の神戸遠征を経て幕府の正統性について実態とのかい離が認識されるなか、サトウが匿名で本題の英国策論を出稿。天皇主権で将軍家、有力大名からなる合議制を説くものだ。その後はパークスが薩摩、宇和島を訪問し大名との接点を築き始めるなか、第二次長州征伐が始まった。この時期の英国の内政不干渉の姿勢は一貫していることがわかる。本巻のサトウの出番は英国策論だけでパークスばかりだ。
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- 感想投稿日 : 2017年10月13日
- 本棚登録日 : 2017年10月13日
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