(拾い読み)
「しつけとおしつけ」
しかし何といっても、しつけにおいていちばんたいせつなことは、それがいつかは取り去られるものであり、しつけの意義は「かける」ことにあるのでなく、取った後に美しい姿が無理なくあることだという点であろう。(p83)
かくて、子どもたちは「自由」とは、テレビを見たいだけ見ることにあるのではなく、「際限なく見ること」と「途中でやめて宿題をすること」の両者のうちいずれかわ選ぶ「自由」なのだということを習うだろうし、選んだ結果に対し他ならぬ自分が責任をとらなければならないことを学ぶだろう。(p87)
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年6月23日
- 本棚登録日 : 2013年6月23日
みんなの感想をみる