この本は電車の中や病院の待合室で読むことをお勧めしない。
永遠の0では3~4カ所ドカッと大泣きする場面があるが、こちらはより頻繁に波が来る。
特に中盤からは主人公の心の葛藤や家族や思い人の心理など、とにかく心を揺さぶられる。戦争の陰惨な空気感やその時代に生きる人々の心の葛藤がおしげもなく表現され、その描画に心を奪われっぱなしになってしまう。
絶対に公共の場では読まない方がいい。
というか、家でも妻に見られてしまった。
いったいどこで読めばよいのか悩んでしまう素晴らしい本でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年10月29日
- 読了日 : 2014年10月28日
- 本棚登録日 : 2014年10月28日
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