きっとみんな願ったことは単純なこと。でも叶えるのはなにより難しかった。そんな願いと願いがぶつかり合った結果なんじゃないかなぁと。
パパ社長といつきくんの関係がなんだかんだで素敵だった。でも女の子は最後そっちの手を取るのかぁとちょっと予想外だった。
“魔法使いだって真っ当に幸せになっても良いんじゃないか” この言葉は何度このシリーズで読んでも切なくなりますね。魔法使いじゃないパパ社長といつきくんだから言えた、願い。そして同じく望んだ魔法使い。魔法使いってこの現実で分かりやすく言ったら才能ある人とか生まれた時から勝ち組なんて言われる人とかじゃないかな。 誰も楽で痛みを感じない人生を歩いてる訳じゃない。その人たちにもそんな“ある”からこその辛さがあって、苦しくて、でも前を向くしかない。そういうことを教えられてる気がしました。
シリーズ完結お疲れ様です!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年2月17日
- 読了日 : 2013年2月17日
- 本棚登録日 : 2013年2月17日
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