筆を離してもう10年以上経つ。
あの頃の感情が鮮明に蘇る描写に、
私が憧れたもう一つの未来が見えた。
諦めずに描き続けていたら
頭の片隅にはぼんやりした思いがいつもあった。
だけど、湧き上がるイメージもなければ、
技術も衰えている。
自ずと筆が走ったあの頃には戻れない。
理屈っぽい大人になってしまって、感覚が鈍い。
自然にできていたことなのに。
夢と情熱は何処へ。
錆びた技術や鈍った感覚を取り戻すには、
倍以上の努力をして磨かなくてはならない。
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- 感想投稿日 : 2023年1月13日
- 読了日 : 2023年1月13日
- 本棚登録日 : 2023年1月13日
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