勢い余って3巻も引っ張り出してきてしまった。やっぱり物語のテンポがよくて、するする読めてしまう。残念な記憶力のおかげで、ガブナーのこともバンパニーズのことも、読みすすめて再会するまでさっぱり忘れていた。
この巻……ダレンの友達としての、エブラを深く好きになった巻だった。過去の私の記憶にシンクロして、今の私ももれなくエブラに好感を抱いている。ダレンはまだまだ少年で、若くて甘くて突っ走り気味な部分があるけれど、ラストの作戦はゾクゾクさせられた。なかなか度胸あるよなあ、ダレンって。そしてクレプスリーは本当に真摯にダレンと向き合っている。大人として、すごく懐が深いよなあ……。
時間を重ねて、ダレンとクレプスリーが結構良いコンビになってきた。次はまたバンパイアの世界に踏み込むのか、と薄っすら忘れてしまった先の展開に新鮮なワクワク感を抱いている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
大判
- 感想投稿日 : 2024年4月10日
- 読了日 : 2024年4月10日
- 本棚登録日 : 2024年4月10日
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