死んだ金魚をトイレに流すな ―「いのちの体験」の共有 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2009年2月17日発売)
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本棚登録 : 101
感想 : 14
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 「命を大切にする子どもを育てるためにはどうするべきか」というのがテーマ。埋める場所がないからと死んだ金魚をトイレに流すようなことは絶対にしてはいけないという。たしかに、それは子どもにとって命が軽視されているように見えるだろう。「大人の都合」は子どもに理解出来ないのだ。
 著者はいじめられっ子だったらしい。しかし、どんなにいじめられても絶望に陥ることはなかったという。著者はそれを自尊感情と結びつけている。自尊感情というのは、自分を守ってくれる最後の砦なのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2011年9月22日
読了日 : 2011年9月21日
本棚登録日 : 2011年9月22日

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