dancyuは時々立ち読みしてたけど(ごめんなさい)、「家庭料理」というよりは「趣味の料理」というイメージで、自分の求めてるものとは違うと思って、買って読んだことはありませんでした。
でも、この特集は別。
日々の料理として取り入れられるものが多くて、しかも材料費もそんなにかからず簡単なのに、「高見え」する美味しいレシピが多くて、使えます。
このムックを買ってから、時々dancyu本誌も買って読むようになりました。
以下、お気に入りのレシピです。
◉ 妹尾河童さんの扁炉(ピェンロー):
中国内陸部のおもてなし料理だそうです。
白菜、豚肉、鶏肉を干し椎茸のダシで煮込むだけ。
最後に春雨を入れて、ごま油をたらし、味つけは塩のみという潔いレシピ。
時間は1時間くらいかかるけど鍋任せだからラクチン。
◉ キッチン・グランの生姜焼き:
神田の老舗洋食屋さんのレシピです。
薄切り肉を炒めてタレをからませるだけの手軽さが嬉しい。
隠し味は豆板醤とケチャップで、この2つが加わると昭和の洋食屋風になるから不思議。
◉ 川津幸子さんのねぎ豚:
中華or台湾風のこっくりした豚の角煮。
紹興酒と厚手の鍋と煮込み時間は必要ですが、それさえ確保すれば放ったらかしでOKという優れもの。
「簡単なのに手が込んで見えるレシピ」ナンバー1。
◉ 飯島奈美さんの目玉焼き:
白身はカリカリ、黄身はとろりと仕上げるコツを公開。
小松菜とベーコンの炒めものを添え、コーヒーと厚切りトーストを用意すれば、喫茶店風トースト定食のできあがり。
時間のある休日の朝、ブルーノートのCDなど聴きながら、ゆっくり味わいたい。
- 感想投稿日 : 2015年4月25日
- 読了日 : 2016年8月27日
- 本棚登録日 : 2015年3月31日
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