最高!神話を心理分析の観点から語った対話本だけど、解釈が非常にロマンチック。たとえそれがJ・キャンベルの一考察にすぎないとしても、読者がそこから得るものは大きい。神話はあくまでも物語であり、それゆえに私たちが理解するうえでは必ず個人的な解釈が介入することになる。ただそれを前提にしないと、この本は単なる著者の夢物語としか感じられないだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
神話・宗教
- 感想投稿日 : 2011年3月30日
- 読了日 : 2011年3月15日
- 本棚登録日 : 2011年3月30日
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