ポーの一族(1) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1974年6月1日発売)
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本棚登録 : 259
感想 : 40
5

この作品群は一遍の美しい純文学であり、
その精神世界は漫画を超え、時を越え、数多くの作家や映像に多大な影響を与えた原点となる作品です。

アン・ライスの「夜明けのヴァンパイア」は萩尾作品からヒントを得たのか‥? 時を超えて私の宿題となっているが発表された年代からしてアン・ライスが模倣したのだと思います。
ブラッド・ピットの演じたハリウッド映画の「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」もこの作品の模倣でしょう。ここまでパクられると気持ちいいです。
世界に影響を与えた萩尾作品。美しいヴァンパイアの苦悩と葛藤‥。
その着想の奇抜さと、萩尾先生の繊細な感性。
今もなお輝き続ける、後世に残したい不朽の大作です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未分類
感想投稿日 : 2010年2月1日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年1月31日

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