巷談 本牧亭 (河出文庫) (河出文庫 あ 12-5)

著者 :
  • 河出書房新社 (2008年12月4日発売)
3.63
  • (2)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 2

三越名人会、燕雄の寛政力士伝には聴き惚れた。すごいなすごいな、桃川燕雄。福松と同じ「どうでぇ、という顔ンなって」エヘンと誇らしい気持ち。でも実声を知らないから、彦六の正蔵の声で聴いて(読んで)いた。
「甘酒」の章、切実。
「実アすねえ」の湯浅喜久治が本牧亭で不幸な死に方をしなければ、もっとよかった…
p.263の「恋」という字を「戀」に鉛筆書きで直しが入っていた。そうだね、ここは「戀」だねぇ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年5月25日
読了日 : 2013年5月23日
本棚登録日 : 2013年5月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする