なぜヒトは学ぶのか 教育を生物学的に考える (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2018年9月19日発売)
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【感想・メモ】
・つまるところ、人それぞれ。
・遺伝はまだまだ未知の領域が広そう。

【内容】
なぜヒトは学ぶのか?
→ 人間は進化の過程で遺伝子を残しつなげる(生きる・生き延びる・命を繋ぐ)ために「教育」というものを獲得したから。
・教育とは、知識や技能を持つ個体の利他的な行動によって、知識・技能を持たない他の個体に学習が生じることを言う。
・学習とは、得た知識・技能によって行動を変化させられるようになること。
・全ての能力は遺伝的である。が、それが全てではない。
・自分に合うテーマを、自分(の遺伝子)に合う仕方で学ぶことが大切。
・その人が、その人の人生にとって、本当に使うことのできる知識を身につけることが大事(→闇雲に学んでも無駄)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月7日
読了日 : 2022年2月7日
本棚登録日 : 2022年2月7日

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