自由訳・養生訓 (新書y 164)

  • 洋泉社 (2006年11月1日発売)
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 先週は、いろいろあって、精神の落ち込みが激しかったので、『養生訓』をとりだして読んでみた。

 この本は、工藤美代子さんが現代訳にして、さらに解説をつけてくれているので、大変読みやすく、ためになった。

 要は、自分が周囲に影響を受けるのは、欲が強いからだとわかった。

(1)50歳になったら、身についた欲を少しずつ払って生きてみる。

(2)食であれ、喜怒哀楽であれ万事を少なめに抑えた摂生生活をする。

(3)貝原益軒で有名(自分は知らなかった)「接して漏らさず」は実は養生訓には記載がない。

 自分も欲を抑えて、腹八分目に人生に心がけようと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古典
感想投稿日 : 2012年3月25日
読了日 : 2012年3月25日
本棚登録日 : 2012年3月25日

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