日本の神話って面白いんだな…!と思い出す。第四作目はいなばのしろうさぎと、須佐之男の命の子孫、大国主の命のお話。
あとがきより
「いなばのしろうさぎ」は正しくは白いうさぎのことではなく、素(しろ)ー素裸、あかはだかのうさぎという意味なのです。
というわけで、本書ではうさぎは夏仕様の褐色で描かれている。
あらくれものだった須佐之男の子孫はろくでもなく、嫉妬心にかられた骨肉の争いが繰り広げられる。民を導く徳の高い神や預言者がいる宗教と異なり、日本の神はとても人間らしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年7月25日
- 読了日 : 2023年7月24日
- 本棚登録日 : 2023年7月24日
みんなの感想をみる