清川あさみさんのビーズ刺繍が悲しく美しい「銀河鉄道の夜」を伴奏する美しい一冊。表紙の作品が特に好き。
あまり予備知識がないままに「銀河鉄道の夜」を初めてちゃんと読んで、不思議だ…と思いながら読み進めた。宇宙という科学的題材に、キリスト教的モチーフを散りばめ、幻想的に進む物語。主人公の孤独な少年の夢の中を一緒に旅する感覚だった。物語の中盤、タイタニックを素材とする話が出てきて、そういうことかとはっとした。難しかったなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年12月26日
- 読了日 : 2021年12月26日
- 本棚登録日 : 2021年10月27日
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