出だしから何がどうしてそうなった!というお風呂でばったりハプニング。
挿絵も全裸で登場したので、大いに度肝を抜かれた。
主役二人の最初の一枚があれでよかったのか。
10歳離れている年の差主役カップルだが、まるで思春期の初恋を見守っているような純情さと微笑ましさでにっこり。
ところがどっこい、初体験は媚薬を盛られてというブーストつき。
今にして思うと、ブーストがあったからこそ、色々と乗り越えられた気はするけれども。
あのままだと、ほのぼのしたやり取りで終わっていた気がするし、仮に結ばれても、身分差等の問題を乗り越えられるほどの気概は湧いてこなかったと思うので。
媚薬を盛ったのはライバルとも言えるキャラだが、本当にナイスアシストだったなあと思う。
このライバルキャラ、兄妹なのだが、兄の方はまだ分かりやすいキャラ。
怖かったのは媚薬騒ぎを起こした妹の方。
天然なのか、計算なのか、素なのか、演技なのか。
最後まで理解できずに不気味さを覚えた。
幸いアルフレッドがすっぱり切ってくれたからよかったものの(物理的に斬ったというわけではない、念のため)恐ろしいキャラだった。
その恐ろしさを払拭する子だくさんエンドは最高でした。
しかもまだまだ増えそうという。
お、お幸せに!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(作者名:ま行)
- 感想投稿日 : 2021年12月18日
- 読了日 : 2021年12月11日
- 本棚登録日 : 2021年12月11日
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