機械との競争

  • 日経BP (2013年2月7日発売)
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感想 : 175
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割と軽めの本。一日で一気に読めます。主張は割と単純で、これからコンピューターがさらに急速に発達して、人間の仕事を奪う、というものです。確かに、これまでコンピューターがどれだけ発達しても、いわゆる判断を伴う業務は苦手とされていましたが、そのかなりの部分をコンピューターが担うことになるということです。確かに、とにかく目的地に行く、とか必ず一定の結論に帰結するような、トラックの運転手や、弁護士、医師の仕事のかなりの部分がコンピューターが置き換わりそうですね。言わんや薬剤師なんて今でも不要な訳で。これからは、いかにもコンピューターに置き換わりそうな仕事をいかに避けるか、という社会になりそうですね。とにかくマニュアルに沿ってやりなさい、みたいのが一番危ない。いかにコンピューターにできなそうな付加価値というか、柔軟性というか、創造性といったものが求められそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年10月6日
読了日 : 2013年10月6日
本棚登録日 : 2013年10月6日

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