十勝に来たからには読まねばシリーズ。
十勝の地域の話のみならず、牛肉流通の歴史まで含めて勉強になった。そして何より、いわゆる「同和」についても理解が深まった。
ここまで個人に焦点を当てて徹底的に物事を追求するのは、並大抵のことではない。浅田満の糾弾に終始するのではなく、官僚や関係団体の怠慢を同じくらい糾弾しており、公平な目線に立った本なんだなと大変交換が持てました。
にしても、浅田満はまだ生きてるんだよな……どこで何をしてるか気になる……
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書、教養
- 感想投稿日 : 2020年1月1日
- 読了日 : 2019年12月31日
- 本棚登録日 : 2019年12月30日
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