アンネフランクとヒトラーをモチーフにしたフィクション。
これを読む直前にアンネの伝記を読んでいたので、フィクションだけど、アンネはそのままで、わたしの頭の中にいたアンネとぴったり重なりました。
少女の希望や憧れの強さ、脆さ、明るさ、残酷さ、それが当たり前のようにすべてがいっしょに存在する矛盾がさらさらと描かれていて、胸がきりきりしました。
収容所での生活は、もちろんアンネの日記には残っていないし、そこから生き残った人もわずかで語り継がれていくことは難しいですが、事実から想像し、思いを馳せることはしていかなければならない、と思いました。
今日マチ子さんの現実と想像の混ぜ具合がとてもすきです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2015年2月8日
- 読了日 : 2015年2月8日
- 本棚登録日 : 2015年2月8日
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