太平洋戦争末期、北ボルネオで気鋭の民族学者・三上隆が忽然と姿を消した。彼はジャングルの奥地に隠れ住むという倭人族を追っていたという。三上の生存を信じる者たちによって結成された探索隊は調査をすすめるうち、和歌山からボルネオ、チベットへと運命の糸に導かれていく(「BOOK」データベースより)
文明の闇を描いた、ジョセフ・コンラッドの同名小説を先に読んだ方がよいかも。
和歌山毒物カレー事件は果たして必要だったか悩むところだけれど、おおまか辻原さんらしい作品ではないかと。
読書状況:読み終わった
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た行
- 感想投稿日 : 2010年12月1日
- 読了日 : 2010年6月30日
- 本棚登録日 : 2010年12月1日
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