「本書は空飛ぶ円盤の本である」。しかし「円盤に乗っているのは灰色の宇宙人で、アルファ・ケンタリウスからやってきた可能性が強い」と言っている本ではない。「宇宙人は僕たちを誘拐しているばかりか、人間にまぎれこんで暮らしている」と言う本でもない。その一方で、「円盤なんてのは無知蒙昧な人々の作り上げたたわごとだから、相手にしないように」と言う本でも決してない。では、どんな本なのか。
「空飛ぶ円盤の世界は魑魅魍魎の跋扈する伏魔殿である。訪れたひとは数多いが、無事に戻ってくることはめったにない」。そこで、無事に戻ってきた(?)著者に耳を傾けることになるのだが、UFOのなんたるかを解き明かしていくうちに、日本人が第三世界の住人であることまでもがハッキリと見えてくる、これはスゴイ本だ!
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- 感想投稿日 : 2014年4月5日
- 読了日 : 2014年4月5日
- 本棚登録日 : 2013年12月23日
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