タイトルの内容に進化心理学、認知科学の視点から迫る本。共著者の一人のダニエル・デネットがTEDで言っていたので手に取った。
一言で言えば「ユーモア(おかしみ)は頭を使って推論エラーを見つけることに対する報酬である」というアイデアに、多角的な説明と検討を加えている本だと感じた。
特に、人間はどのような目的から「ユーモア」を獲得したのかに関する進化的・目的論的な説明はおもしろい。
本文だけで500頁弱と情報量が多いが、自分としては、前半200ページと終章を読めばそれで十分に感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
心理学・精神医学
- 感想投稿日 : 2020年1月30日
- 読了日 : 2018年5月15日
- 本棚登録日 : 2018年5月15日
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