快楽なくして何が人生 (幻冬舎新書 た 2-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2006年11月1日発売)
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本棚登録 : 161
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団鬼六の自伝のようなもの。盛っているようなところもあるが、愛人斡旋業から紹介された女子大生を愛人にしたらハマってしまった話や、作家になるまでの話は読み物として面白い。
新人賞を取り作家を始めるが、その後に酒場の経営に失敗。神奈川の三崎で教員として3年過ごす(当時は教員不足?だったそうだ)がその間も「花と蛇」を執筆し、洋画の字幕・吹き替え作成の仕事で東京に戻るという彼の半生は波乱万丈だ。

下着マニアが物干しから下着を盗み出せば泥棒行為になるが、下着マニアの性欲そのものは犯罪には該当しないのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2019年8月3日
読了日 : 2018年3月10日
本棚登録日 : 2018年3月10日

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