ブクログさんよりいただきました。
ありがとうございます。
読み始めてあまりの荒唐無稽さにツイツイ意識が逸れてしまう。
読み進めるのに時間がかかったけれど、あちこちに仕掛けられた「少年探偵団」の欠片に、荒唐無稽さこそ「少年探偵団」だったとハッとする。
ヘリコプター、変装、市街を走るリムジン、それを追う自転車小僧。
タイトルも暗黒星だった!
10年前に見た星を探し続ける瞳島眉美。
学校の屋上で星を探していた彼女が出逢い、連れて来られたのが学園で秘密裏に活動する謎のグループ「美少年探偵団」のアジトだった。
美術の指輪創作。
美声の咲口長広。
美脚の足利飆太。
美食の袋井満。
そして、美学を語る団長の双頭院学。
なんと言うか、児童書なのかなあ。
シリーズだそうなので、麗人二十面相との美学を賭けた対決が繰り広げられるのかな。
関係ないけど、ルパン三世のテーマが頭をぐるぐる回ってる。
背中で泣いてーる、おとこのーびーがくー。
とにかく今回、最後の最後で、だから彼が「小五郎」なのか!とすっかりやられた気持ちに。
もちろん、彼女の名前もやられたけども。
少年探偵団ファンはついついニヤニヤしてしまうだろう。ということでストーリーよりも江戸川乱歩ファンの喜びで★3。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
楽
- 感想投稿日 : 2015年12月1日
- 読了日 : 2015年12月1日
- 本棚登録日 : 2015年10月20日
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