大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、吸血鬼になる (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店 (2011年9月2日発売)
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本棚登録 : 189
感想 : 24
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江戸で血を抜かれて乾涸びた女の遺骸が発見される。
吸血鬼で騒ぎになった江戸で上から妖怪改方へ「江戸中の妖怪を追い出せ」とお達しが下る。

クロスケは血吸い猫!などと言われて家から出られず、このタイトル関係なくない?
金髪碧眼の唐人、ミクニなんていう妖切り師が登場して高橋留美子臭をかもしだしてるし。でも、お園さんどこいった?
仁科甚吾の嫁取りの話に善鬼の訳ありな様子。
こよりと染之助のせつないような微妙なお話。
なんだかどれも中途半端だった。
やはり短編むきな気がする。
妖怪より吸血鬼より群衆がこわいね。
ミクロイドSとかデビルマンを思い出しちゃった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年12月25日
読了日 : 2014年12月25日
本棚登録日 : 2014年12月17日

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