タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

著者 :
  • 東京創元社 (2007年10月1日発売)
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本棚登録 : 2331
感想 : 483
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「グレーテルのかまど」のタルトタタンが食べたくて仕方がない。
けど、自分では作れず、またこの本を読んで食べたくなってる。

最初の2編の登場人物に共感できず、フランス料理の横文字も、ああ困ったなと読み進める。
ああよかった、3作目からはホッとする。オッソ・イラティなんてわかる!わかるー!せつないわー!と奥さん側の気持ちに。

それにしても美味しそう。
フランス料理って結婚式くらいでしか食べる機会もなくて、どちらかというと苦手。
でもこの本の料理は香ってくる。美味しそう。甘いものそんなに好きじゃないけれど、デセールまでガッツリたべたい。
近くにないの?こういうお店ー!と悶える。
なによりヴァン・ショーをお願いしたい。一日の締めに。

カウンターが7席、テーブルが5つ。
従業員は4人のビストロ・パ・マル。
突然あらわれるお客さんの陰りにフンワリと応えるミフネシェフ。
若かりし志村さんの消えたフェーブの謎が可愛い。
平目のバターソースにシャトー・マルゴー。試したくなるね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年8月27日
読了日 : 2014年8月27日
本棚登録日 : 2012年11月6日

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コメント 2件

vilureefさんのコメント
2014/08/28

こんにちは。

>「グレーテルのかまど」のタルトタタン
これ、美味しそうでしたね(*^_^*)
おばあちゃんのレシピがお孫さんにしっかりと受け継がれているのが素敵でした。
いつか食べに行きたいです。

shuwachoさんのコメント
2014/08/29

しっかり受け継がれてましたねー。
とても素敵でした。
物語があるタルト・タタンでした。
砂糖もバターも恐ろしい量でしたが、あれは一度食べなくてはいけないですね^^。

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