広い海のどこかに、小さな魚のきょうだいたちが、たのしくくらしていた。
みんな赤いのに、一ぴきだけは、からす貝よりもまっくろ。
およぐのは、だれよりもはやかった。
名前は、スイミー。
小学校のころ、妹が暗唱していて何度も聞かされたおはなし。
それをうちのちびちゃんが、ほぼ暗唱して音読。
透明感のある絵に、賢くたくましいスイミーたちのがんばり。
文章もテンポがよくて、いつもは嫌々な音読も楽し気に読む。
何世紀後にもきっと残る絵本だから、そのときもスイミーたちが元気に泳ぐ海であれ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
こども
- 感想投稿日 : 2022年10月14日
- 読了日 : 2022年10月14日
- 本棚登録日 : 2011年10月16日
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