一言で言って面白い!!
日清食品の二代目(実際には間に2年間お兄さんが社長をされたそうだが)社長、安藤祐基さんの、偉大な父・安藤百福さんの後を継いでの奮闘記。
まず題名がいい。
これは、安藤さんが社長に就任された直後、超ロングセラーであり稼ぎ頭のおばけ商品「カップヌードル」に対する「甘え」の体質を断ち切ろうと、「カップヌードルを超えるような画期的な商品の開発に取り組もう!」とハッパをかけるつもりで言葉がややすべってしまったものだという。当然、創業者の父・会長は激怒…
前半ではそのような「異能の人」である創業者との接し方がエピソードを交えて語られていて面白い。その後は文字通り「打倒カップヌードル」にどのように取り組まれたのかが、実際の商品への取り組みとともにかなり具体的に語られており、有名な日清食品のブランドマネージャー制の雰囲気の一端がリアルに垣間見られてこれまた興味深いことこの上ない。
超・オススメ。
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- 感想投稿日 : 2012年7月19日
- 読了日 : 2012年7月19日
- 本棚登録日 : 2012年7月19日
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