M本さんにお勧めいただいたこの本、読んでいます。
実は私自身ある意味桑田真澄投手のファンでしたので大変に興味深く。
桑田投手といっても私より下の世代はだんだんとその現役時代を知らなくなってきている訳ですが、この本、若い人たちにこそ読んで欲しいですね…
一流とは「努力」を続けられる人のことであることがよく分かります。
ただ、その「努力」とは単なるがむしゃらなものではなく、考えながら努力すべきであることが分かります。
そして、技倆さえ磨けば良いというものではなく、もっと大切なことがあることが分かります。
改めて桑田真澄さんの凄さを思い知らされました。
当たり前ですが…
「一流」とはこういう人を言うのだと思います…
素晴らしい本です。
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読了。
昨日、読み終えるのを待ちきれずに中途半端な感想を書いてしまいましたが、読み終えて改めて感じるのは、桑田真澄という投手、やはりただものではない。(^^
現役時代から、いろいろと言われていた部分もある彼のある意味ファンでしたが、私がなぜ彼が好きなのか改めて分かった気がします。
野次が嫌い。多勢でひとりをいじめるものだから
技術だけではなく心や姿勢を大切にする
精神論も大切。但し科学的な裏付けも大切。身体を壊してしまうようながむしゃらなしごきには徹底して反対
人が見ているとか関係なく、自分が決めたことはこつこつと続ける努力を継続できる自分自身へのこだわり
etc.
徹底して、自分にも他人にもフェアなんですね、桑田真澄さんという人は。
野球選手としては決して恵まれた身体ではないにも関わらず、いろいろ言われながらもジャイアンツの18番というエースナンバーを背負い、それに値する選手であろうと自分を決して甘やかすことのなかった(著書でも触れていますが、世間知らず過ぎて不動産で騙されて多額の借金を背負ったりされたりしたこともあった訳ですが)彼に心から敬意を表します。
あ、清原選手への想いを綴られた部分は感涙ものです。清原君がいたから自分はここまで来れた、と…
- 感想投稿日 : 2012年1月21日
- 読了日 : 2012年1月22日
- 本棚登録日 : 2012年1月21日
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