こちらを読了。
うーん、どうでしょう。
シンプルで本質をついたフレームワークだとは思いますが、これだけで「ホワイトスペース」への進出戦略に実務的に使うにはどこまで実践的かというと…。
ただ、著者も終章でそのようなニュアンスのことを書かれているが、既存のビジネスの中に身をおいていると、そのビジネスかそもそもどのようなビジネスモデルに従っているのかを理解せずに、無意識に動いていることが多い、というのはまさにその通り。
その意味でこのフレームワークは多くの場合まず「自分たちの既存のビジネスはどのようなビジネスモデルに従っているのか」を検証するのに有効であり、それと「環境認識」あるいはもっと広く「3C分析」を組み合わせることで、ホワイトスペースへの進出の可能性をモデル(フレームワーク)とともに(既存ビジネスのモデルとの比較において)検討出来る、というメリットがあるように思う。
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- 感想投稿日 : 2011年9月27日
- 本棚登録日 : 2011年9月19日
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