三省堂でずっと気になっていて、図書館にあるとのことだったので数か月くらい待つのを覚悟で予約したら結構早く手元に届いた。
食の歴史ということで、有史以来の人類が何を食べていたいのか、また、食事とはそもそもどのような役割を果たしていたのかということを、人類の生物としての進化や、社会・コミュニティの発展との関連で議論していくといった内容。
若干フランス贔屓、アメリカ落としな感じの内容ではあるが、まあまあ概ね面白く読める内容であった。この人あんまり食の専門家でもなさそうだが、内容は正しいのだろうかという一握の不安はあるがまあそれは置いておく。
何を食べるのかということから、飽食になるにつれて、だれと、いつ、どのように食べるのかということが重要になるといったようなことに対するこの人の考えが述べられるといった感じですね。面白かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年3月29日
- 読了日 : 2021年9月4日
- 本棚登録日 : 2021年3月29日
みんなの感想をみる