NANA―ナナ― 17 (りぼんマスコットコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2007年3月15日発売)
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本棚登録 : 1498
感想 : 48
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久々に読んだ!!17巻以降読んでなかったみたいなので再度読み始め。
NANAは「先が気になる話」が描かれている漫画の中でも特殊中の特殊だと思います。正直言うと、本気で先が知りたい訳じゃない(笑)
漫画のあらすじ?は現代っ子が憧れる「芸能人と一般人の恋」だったり「おめでた婚が美化される話」が描かれてる漫画です。こう書くとかなり胡散臭い香りがしますが(笑)構想としてはかなり真面目。単発ものからよくぞここまで続く大作に仕上げてきましたね!!と拍手したくなります。
17巻に限って見てみると、前巻の本物の上原美里の話から、この巻のナナの母親の話へ続いてきます。人間の葛藤が描かれていて、更にはキャラ達の過去が明らかになり始める巻です。

★1つと低い評価にしたのは、正直母親の話は出さなくても良かったんじゃないか?と根本から思うせい。恋愛にすぐ落ちちゃう面倒くさいキャラの集団に、母親が絡む過去まで持ってきたら、ぶっちゃけ重たすぎる。作り話もここまでくるとしらけるってもんです。失敗が失敗とは捉えられない、むしろ巧妙に考え上げられた成功に見えてくるわww

昔人間のあたしは、「花より男子」くらいぶっとんでいて、なおかつキュンと出来るような話を少女漫画と呼びたいので、NANAを「少女漫画」に分類されるのは非常に癪。こんな阿婆擦れだらけの漫画は少女が読むような話じゃありません(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女マンガ
感想投稿日 : 2011年9月11日
読了日 : 2011年9月11日
本棚登録日 : 2011年9月11日

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