冬の伽藍 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2002年6月14日発売)
3.76
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本棚登録 : 433
感想 : 52
1

「エロいけど泣けるよ。」
とススメられ、借りて読みました。
葛藤する心
狂おしいくらい人を愛する心
冬の軽井沢の情景…など、
描写が細かくてさすがだと思った。
でも…
正直なところ全然泣けないし、
感動はしなかったな。
大先生はエロすぎて気持ち悪いし、
義彦先生は悲しいくらい裏切られ、
悠子は粘着すぎる。
うーん、私はこういうジャンル
好きになれないなぁ。
巻末の解説で唯川恵が
「この美しい結末に、涙することのできる自分が、嬉しかった。大丈夫、私はまだ失ってはいない。」
と書いているけど…
私は大丈夫じゃなかったのか。(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年6月8日
読了日 : 2013年6月8日
本棚登録日 : 2013年6月8日

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