習近平と中国の終焉 角川SSC新書

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  • 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) (2012年12月21日発売)
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恥ずかしながら中国の政権については何も知らなかったので、最近の中国の政権事情、中国内での政府の扱い、権力図などが簡潔にまとめてある本書は非常に役立った。意思決定機関(今の権力者とその周辺)のその時の方針に合い、かつ親に問題がないことが起用されるには重要らしい。運に恵まれて、消極人事でのし上がった習近平である。2012年に著者は、彼は何もできないであろうと予想したが、4年経った今、習近平の例えば南シナ海への圧力などは予想以上ではなかろうか。これが民意に応えるということなのか?ハクキライの失脚についても勉強になった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年2月27日
読了日 : 2016年12月6日
本棚登録日 : 2016年12月6日

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