木曜の男 (創元推理文庫 101-6)

  • 東京創元社 (1960年1月10日発売)
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推理小説というよりは哲学書?
孤独で救いのない世界で普通に暮らすことができていることに感謝するサイムや他月曜から土曜、普通な暮らしに退屈と不平等感を感じ破壊を目論むグレゴリー。見方の完全に異なる両者だが、神(日曜)が説明する権利を与えたのは前者であった。カトリック的価値観がチェスタトンのわかりやすい例えと吉田健一のわかりやすい訳で理解できる至高の一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月27日
読了日 : 2015年8月29日
本棚登録日 : 2015年6月22日

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