≪内容覚書≫
長崎が魔法の国設定。
核を落とされたことがあるため、魔法の国のイメージは悪くしたくない。
魔法の国の外にいる『魔法使い』は少ない。
主人公は『魔法使い』使い。小5。
りすかは、血液中にあらゆる魔法式が描かれた作られた天才。
死ぬと27歳のりすかが現れる。このりすかは最強。
≪感想≫
魔法に対する考え方がシビアで面白い。
戯言シリーズや化物語等よりは、
萌えを追求する要素が少なく、
個人的には読みやすかった。
タイトルからすると、
一番萌え要素に走ってそうだったのだけれど、
杞憂だった。
ハチャメチャ感も控えめで、
初期作品のせいか、
落ち着いた感じがする作品。
これくらいが、私は、好きだなぁ。
「勝負」に対する考え方なんかは、そうだよなー、と納得。
ことばの持つ曖昧さを、
曖昧な文章で、
実は明確に伝えているのが、西尾さんの魅力だと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2011年12月8日
- 読了日 : 2011年12月8日
- 本棚登録日 : 2011年12月8日
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